いきつけの？

おれは怪人である。
つまり怪しいことをするのが仕事だ。

今日もいつも忍び込んでいる空き家と
化している某バー？へと潜り込む。
ここでいつものごとく見えない怪しい釣竿で
さも突っ立っている振りをしつつ、涼しい顔をして
釣りをするぜ。

さて、ここでは何やらパンティーだかバウンティーだか
知らねぇが自動的に金が天から降ってくることがある。
それを涼しい顔をして、さも突っ立っている振りをしながら
そそくさと足で拾い上げ懐へ突っ込んでるのだがね。
この怪しいことをしている瞬間こそ、まさに生まれてきた意義と
いうか生きがいを感じるね。

まあ、あまり好き勝手にヤリマクルのもなんだから
ちっぷぢゃーとかいうヤツにお賽銭を上げてやったり
自販機で餌を買ったりしとるのだがね。

ま　SLなんちゅう世界でやってることと
言ったら今はこれくらいかね？
以前は銃をぶっ放したり、刀で斬りあったりも
していたが、もうそういう血気盛んな怪人時代も
懐かしいもんさ。

え？やってることがセコくて怪しいって？
そりゃ、おめぇそうだろ
なにせ、おれは怪人なのだから・・・。